防災訓練を行いました。
2021年1月 7日
by ツチノコ
故郷苑では毎月2回防災訓練を実施しています。
その1月1回目となる防災訓練を行いました。
今回の訓練は火災を想定とした訓練です。
それでは訓練の様子をどうぞ( ̄▽ ̄)
訓練放送から始めます。
火災報知器が作動しました!
場所の特定を急ぎます。
一階職員食堂から火災が発生。
直ぐに初期消火を行いますが、初期消火に失敗してしまった模様です。
避難誘導を開始します。
ドアを開けて避難経路の確保をします。
口元を抑えてもらって、火の元から近い方から避難誘導をしていきます。
↑口元を抑える指導をしてます(( ^)o(^ ))
避難誘導が終わったらすぐに点呼を取り、全員避難ができているかの
確認をします。
ここで職員一名の点呼の確認が取れないため
総動員で探します。
居室奥で倒れている職員を発見。
煙を吸ってしまい、倒れてしまったの事。
担架で運び出し、職員の無事を確認し、訓練は終了しました。
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《全体の評価》
・事故なく安全に実施出来ました。
・利用者様、職員同士の声掛けは出来ていました。
・避難経路の確保や口を抑える等の動作は出来ていました。
・指揮者の指示出し、点呼は的確に出来ていました。
・職員同士で出来ていない所や足りてない所をフォローし合って避難することが出来ました。
・今回から救護対象者の居場所はマニュアルに記載せず、訓練中に探すという設定にしました。
結果、複数名で一斉に探したため、短時間で見つけることが出来ました。
・ミーティング中に意見の交換をし、ミーティング中に皆で決めた事を試すことが出来ました。
↳内容:一階職員食堂からの火災であれば、Aフロアーには直ぐに煙が行くため、
先ずは避難誘導員全員でAフロアー内の避難を完了させてから、Bフロアーの避難をさせるべきではないか
との意見がありました。
Bフロアーに一人だけ向かってもらい、残りはAフロアーの誘導を優先的に実施しました。
Aフロアーは直ぐに避難を完了させる事が出来ました。
Bフロアーも一人を向かわせていたため、自立の方々を避難させることが出来、
応援が来るまで、二人で車イスへ移乗させなければならない方の準備をしていたため
スムーズに避難できました。
《反省点と改善点》
〇救護活動について
反省点:負傷者を男性職員にしたところ、女性職員は担架を持ち上げることが出来ませんでした。
又、担架に乗せる際も、担架の足分、身体を持ち上げないと乗せられず、苦戦していました。
改善点:男性職員の場合は男性二名で運ぶようにします。
担架に乗せる際は、一旦シーツに乗せてから、担架に乗せるようにします。
《今後の課題》
・反省点の改善を行います。
・指揮者の育成をします。
・今回出来ていたことの継続をします。
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今回の訓練では『連携』がとてもうまく取れていたように感じました。
そして救護活動について、新たな反省点と改善点が生まれました。
次回に活かしていきましょう(*^。^*)
p.s.特に、いなくなった人を「探す」という訓練が出来たのはとても良いと思いましたby社長