お料理通信
2014年12月19日
by ワカメちゃん
11月~2月がノロウイルスの食中毒がピークになる月です
食中毒というと、夏場に多く発生する病原性大腸菌や
サルモネラ菌などによる「細菌性食中毒」を
イメージするかもしれませんが、冬場も夏場と同じように
注意が必要です。


冬場に多く発生するのは「ウイルス性食中毒」です。
代表的なものがノロウイルスで年間を通してみると
食中毒にかかった患者数が最も多いのがノロウイルスによるものです。

ノロウイルスの主な原因食品は牡蠣・アサリ・シジミなどの二枚貝ですが
ウイルス性食中毒の感染は食品からだけではなく、人や食器などからも
経由して拡がります。



少量でもウイルスが体内に入ると腸内で増殖して、
吐き気や嘔吐、下痢、腹痛などを引き起こします。
ノロウイルスの予防は
・食事の前、トイレの後などよく手を洗う。
・食生活ではヨーグルト、オリゴ糖など腸内の善玉乳酸菌を
増やす食品を積極的にとり、腸内環境を整えましょう。
・抗菌作用のあるにおい成分の強い野菜、ハーブ、薬味などを上手に
利用しましょう。
・玉ねぎ、梅干しは殺菌、解毒作用があります。

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