メニュー委員会
2009年12月14日
by uk
故郷苑は規模も小さく、組織的にもまだまだ未成熟です。
そんな中でスタッフそれぞれに責任感を自覚してもらうために
いくつかの役回りを負担してもらっています。
その1つに「メニュー委員会」があります。
そもそも。。。1年前、板長が故郷苑に来た頃は
業者さんが福祉施設用のメニューで食材を納品していました。
そのときの家族会での話題は主に「食事が不味い」でした。
ご利用者様の最大の楽しみは食事ですから
施設としては最低の評価を受けたことになります。
以来、板長と社長(若葉マーク)は「食の改善」を心掛けて来ました。
まず業者さんとの契約を打ち切り、
食材を独自に仕入れるから始めました。
大きな冷凍庫などは購入できませんので、
オークションで安価なものを探したり。
業務用のスーパーなどは、何軒巡ったか数知れず(笑)
ここ数ヶ月で食材などのルートは安定して来ましたので、
先に書きました「メニュー委員会」を発足させました。
「食材の安定」から「バラエティ豊かな味」への変化が目的です。
メンバーは
調理スタッフのほかに介護スタッフと社長(若葉マーク)です。
メニューの選定から始まり、
仕入れる食材の種類や量、調理方法の指示までを行っています。
正直なところ、一定の価格に食材費を抑えるためには
冷凍食品など調理済み食品の活用は給食部門では必須です。
そんな中、メニュー委員会では「全部手作り」を目指しています。
すでに「ハンバーグ」や「コロッケ」は手作りのものをご提供していて、
今週からは「餃子」や「茶碗蒸し」なども手作りになります。
メニュー委員会スタッフはそれぞれの本業が終ってから
自分達で工夫をしながら頑張っています。
我がスタッフを褒め称えることは
日本の慣行では失礼な話だとは思いますが
自信をもって誇ることができるスタッフです。
是非、ご堪能ください。
そして、どしどし辛口のご意見をお寄せください。