マイノリティ
2011年5月 3日
by uk
多くの権力者との闘いの中で
少しずつ認められるようになってきたマイノリティ。
辞書で調べれば極々短く、「少数派」とありますが
でも、その闘いは長く辛いものだったに違いありません。
古くは障がいのある人たちをマイノリティとして
社会と言う仲間に入れませんでしたが
「バリアフリー」や「ユニバーサルデザイン」を合言葉に
多くの障がい者の方が社会参加出来るようになりました。
もっと古く江戸時代まで遡れば、
身分や職業による差別をすることによって
幕府が政策的にマイノリティを作り出し
社会統治に利用していたと思われますし
奴隷解放運動などは
戦争にまで発展した例ではないでしょうか。
故郷苑をご利用いただいている「爺ちゃん」「婆ちゃん」
時代が時代ならばマイノリティかも知れません。
「福祉」はマイノリティの人たちに社会参加してもらうための
「道具」だと考えている村長です。
私の友人に
セクシャルマイノリティ~
~性に関する少数派の人間がいます
知っている人も多いかも知れませんが、
モノマネなどから名前が売れ始めた
俳優の「前田健」です。
あえて肩書を「俳優」としました。
出発点が「モノマネ」なので
「お笑いタレント」と括られることが多いこの人間、
至極真面目であり、探究心が旺盛な人間です。
人を観察し分析する能力は
正しく「俳優」さんのそれであると確信しているのですが
今回、映画を作りました。
セクシャルマイノリティに関する映画です。
まだまだ新人監督の分際なのに(笑)
演じてくださる俳優さん女優さんがとても豪華!
微妙な性格を演じるような技巧派の方ばかり!
彼の人望ではないかとちょっと嬉しいところです。
ジャンルがジャンルだけに
なかなか観る機会はない映画かも知れませんが
興味を持っていただけたなら幸いです。
前田健オフィシャルサイト
映画「それでも花は咲いていく」オフィシャルサイト