ツチノコの視点から就労支援を考える。
2017年11月24日
by ツチノコ
ハートピア故郷苑では就労支援の受け入れを行なっています。
それに関連したとある講演会に昨日行ってきました。
村長も出てるんです
今回のテーマは少年法適用年齢引き下げについて考えるシンポジウム
これからを担う若い人は尚、頭に入れて置かなくてはっていう話題なのかもしれません。
冒頭にも書きましたが故郷苑では就労支援を行なっていますので今日はそこからの目線で話をしていきます。
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故郷苑では児童相談所からの受け入れや少年院からの受け入れ、中々家庭でうまくいかず居場所がない人などなど
様々な視点から就労支援という形で受け入れを行なっています。
初めて明かしますが実はツチノコもその1人です。
故郷苑に入ることになる前までは普通に高校に通ってるような人間でした。
そりゃあ最初は大混乱です。
アルバイトすらしたことがない人間がいきなり働くんですから。
でも不思議。楽しいんです。
ここは老人ホームなので就労支援として入ってきた人達の中には
介護士を勤める人、厨房のスタッフとして勤める人。様々な職種がありその中から自分に見合ったことができるというメリット。
ツチノコは当初は介護士をしていました。人には合う合わないの仕事がありますから
最終的にしっくりきた仕事、一番やりがいのある仕事、これが広報としての仕事でした。
このように自分に合った仕事を選べるんだよ。だから続けられるんだよ。っていうの故郷苑の特徴というかいい所。
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こういう施設の環境においても少年の再犯率は下がる気がします。
自分にとってやりがいがあること。楽しいこと。これがあると人って不思議とその場から離れたくなくなるもんです
もっと頑張ろう天下取ってやる!って思えるもんです
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諦めたくなる時もあります。
無遅刻無欠勤か?って言われたらそうではありません。
正直何度も何度も挫折して逃げ出したいって思ったこともあります。
そこで救ってくれるのがやっぱり施設を支えてくれる施設長(村長)の言葉であり
仲間の存在でもあります
一般的に、少年院から出所してきて働いている事だったり
そういう言葉を聞くと偏見が生まれがちです。
じゃあ何?って話。人間そのもの何も変わってません。
接してみると面白い人沢山います。
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私1人の力で世界を動かすことはできません。
呼びかけるくらいしかできません。
こういう就労支援の取り組みがあるってことをもっと世間体に広まったらな~って日々願うばかりです。
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長くなってしまうので今日はこの辺で。