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ジャガイモで食中毒!?安全に食べるには?

2019年7月17日
by テツ子

先日、学校の調理実習で未熟な

ジャガイモを使い、小学生が食中毒で

病院に搬送されるというニュースがありましたね。

私も小学生の子どもがいますので、

学校で知識不足が原因で食中毒が起こるなんて・・・

とショックでした。

今回のように、子どもたちが自分たちで

育てたジャガイモを食べることで、

食育にも繋がり、実施する学校が増えました。

ただそれに比例して食中毒も増加しています。

ジャガイモによる食中毒を予防する

ためにできることを、ご紹介したいと思います!

じゃが.jpg

まず、ジャガイモには

「ソラニン」「チャコニン」

と呼ばれる毒性があります。

このソラニンをチャコニンが多く含まれているのが、

芽、緑化した部分、未熟な芋です。

芽に毒があるのは有名だと思いますが、

緑化した部分や小さくて未熟な芋にも

毒が含まれているので要注意です!!!

じゃがいも2.png

(※農林水産省Webサイト参考)

【育てるときの注意点】

・緑化を防ぐ

ジャガイモは太陽の光が当たることで、

表面や内側が緑色になります。

この緑化を防ぐために、ジャガイモに

しっかりと土を被せる(土寄せ)必要があります。

・小さくて未熟なものは処分する

大切に育てた分、小さくても食べたい

気持ちは分かりますが、

未熟な芋は毒性が強いので、食べないようにしましょう。

十分に大きく熟したジャガイモを収穫しましょう。

【調理するときの注意点】

・芽だけでなく、その周りの部分も

 しっかりと取り除きましょう。

・皮に緑色の部分があれば厚めにむき、

 内側でも緑色になっている部分は、

 しっかりと取り除きましょう。

・できるだけ皮をむいて食べましょう。

・小さくて未熟なジャガイモは食べない

 ようにしましょう。

・苦味やえぐみを感じたら、食べない

 ようにしましょう。

ジャガイモには様々な栄養が含まれて

いますので、以上の点に気を付けて、

美味しく食べたいですね!(^^)!

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