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防災訓練を行いました。

2020年3月20日
by ツチノコ

本日は3月2回目となる防災訓練を行いました。

今回は震度6強の地震発生を想定とした訓練を行いました。

今回は新たな試みとして利用者様に協力をしていただき

怪我を想定とした救護活動も実施しました。

《地震発生》

避難経路確保(玄関、非常出入口、窓の開錠)

入居者様の安全を確保(居室を回り安否確認、頭部の保護の介助と声掛け)

職員の身の安全の確保(ヘルメットの着用、揺れがひどい時には机の下に潜る)

救急用具の確保(避難経路の近くに置いておく)

を順次行います。

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↑居室を回り安否確認している様子

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↑頭部の保護の介助

《避難開始》

職員は担当のフロアーを中心に、大声で避難の声掛けをします。

そして、周囲の状況を確認しながら屋外へ避難誘導を行います。

(今回は駐車場へ避難誘導をしていきました。)

その後残留者がいないか確認し、点呼を行います。

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↑避難誘導の様子

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↑避難誘導の様子

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↑点呼の様子

点呼中、1名の利用者様がいらっしゃらないことが発覚。

職員が施設内に確認に回ったところ、居室にてタンスの下敷きに

なっている所を発見。直ちに救護活動を行います。

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↑マットをタンスに見立ててます

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↑直ぐにタンスを押し上げ救助

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↑安全なところまで担架で運びます

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↑その後看護師によるバイタルチェックをします

利用者様に怪我の有無を確認をしたところ

右の脇腹、膝が痛いとの訴えあり。処置をします。

処置完了後、改めて点呼をして無事に訓練が完了しました。

~訓練を振り返って~

・アナウンスについて

安全確保を促すアナウンスから避難誘導の指示をするアナウンスまでの

時間が1分ほどしかなく短かった。

それだと、全居室を回っての安全確保できなかった為

5分くらい開けて避難誘導のアナウンスを出した。

実際に地震があった場合、度合いによってはすぐに避難しなければいけないケースも

ありますが避難訓練なので、ゆとりをもって安全確保の実施をしています。

避難誘導については各フロアに担当を設け、安全確保から誘導までその担当者が

行うことにしたため、無駄に職員がフロアを行き来しなくて済み、

スムーズに避難誘導が出来た。

・救護について

初めての試みで、利用者様に協力をしていただき怪我を想定とした

救護活動を実施しました。

各職員は救護に必要な物品等を迷わず選択することができ

スムーズに場所まで救護できていました。

今回初めて駐車場を避難場所にしましたが、各自安全面に注意をして誘導することが

出来たと思います。これからは、天候を見ながら出来る限り駐車場への誘導を行っていき、

利用者様・職員には外へ避難するという習慣をつけてもらいたいと思います。

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