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麦秋至(むぎのときいたる)

2020年5月31日
by テツ子

5月31日から6月4日は七十二候で

いうと「麦秋至(むぎのときいたる)」です。

七十二候とは、夏至や冬至などの

二十四節気をさらに3つに分け、

気候の変化や動植物の様子を知らせて

くれる短文です。

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「麦秋至(むぎのときいたる)」とは、

麦の穂が実り、収穫を迎える頃を表します。

穀物が実り、収穫を迎える季節と言えば

秋を想像する方も多いですよね!

しかし、麦の収穫は初夏なので、

麦にとっての収穫の秋であることから

「麦秋(ばくしゅう)」と表されています。

俳句でも麦秋は夏の季語の一つです。

ちょっと混乱しそうですね(^^;

そして麦は、米と同じく古くから

重要な穀物として日本人の生活と深い

関わりがありました。

現在日本で消費されている小麦粉は、

約9割が外国産の小麦からなっており

諸外国に比べて低い自給率になっています。

国も自給率を上げるために、小麦や大麦

の生産量を増やそうという目標を立て、

品種改良などを行い頑張っているそうです(^^)

麦が金色の穂を揺らす様子を見て、

「麦秋至」を体感してみたいです(^^)

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