今週のお花
2024年4月17日
by テツ子
19日からは、春の最期の節気である「穀雨(こくう)」に入ります。
前の二十四節気の清明の後にくる穀雨は、春らしい日になり段々と寒さも和らいできます。
気温が上がり、作物の天敵である霜が降りなくなり始め、
穀物や野菜が育つのに必要な雨が降る季節です。
農耕民である日本人は古くからこの時期を重要視していました。
この時期は特別降水量が多い季節であるわけではありませんが、
この時期の雨を表現する言葉は多く、瑞雨や甘雨という、
穀物を育てる重要な雨を表す言葉が有名なんだそうですよ(^^)
さて、今週も素敵なお花が届いているのでご紹介させてください~
まずはエントランスから!
黄色のスカシユリが印象的ですね!
ユリの多くは下向きに咲きますが、スカシユリは上向きに咲くのが大きな特徴です。
花弁の付け根部分が細くなっていて、花の基部が透けて見えます。
これがスカシユリという名前の由来になっているそうですよ(^^)
花言葉は、「注目を浴びる」「飾らぬ美」です。
母の日が近くなってきて気になるのがカーネーション♪
写真はスプレーカーネーションなのですが、この「スプレー」とは咲き方を指します。
スプレー咲きとは1本の茎に対して複数の花が咲いている品種を差します。
1本の茎に対して1輪の花が咲く品種は、スタンダード咲きです。
花言葉は、「無垢で深い愛」「集団美」です。
続いてロビーです!
ユリがまだ開花していないものもありますが、
暖かいのできっとすぐに開いてくれそうですね(^^)
スターチスが周りを囲うように生けられていて、華やかになりますね。
カサカサした質感が特徴の花のように目立つのは変形した「がく」で、
花はがくの先に小さく咲いているものです。
花が枯れ落ちても、がくが残り色あせにくいため、ドライフラワーや
アレンジメントによく用いられるそうですよ(^^)
花言葉は、「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」です。
最後にカウンターです!
写真だと明るくなってしまうのですが、本来は深い赤色のガーベラです。
黄色やオレンジのガーベラは明るく陽気な印象ですよね。
深い赤色なので何だかとっても大人っぽくて素敵です(^^)
最近はますます暑くなり、この先1か月の気温は「10年に一度」レベルの高温とのこと。
まだ暑さに慣れていないので、熱中症には気を付けましょうね!