お料理通信

給食だより~12月号~

2022年12月 6日
by マロン

早いもので今年も残すところ1か月を切りましたね!!

急に寒くなったので、体調管理には十分気を付けてください^_^

給食だより12月号はこちら⇩

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12月24日はクリスマスメニューを予定しています。

おやつにはケーキも登場しますので、その様子はまたアップしたいと思います!

今月の旬の食材はブロッコリーです。

食物繊維やビタミン、ミネラル(カリウム、鉄)の含有量も全てトップなのです。

とくに食物繊維とビタミンCの含有量はずば抜けて多く、これらが不足しがちな方にはぴったりです。

カリウムは高血圧の予防に欠かせない栄養素です。

ナトリウムを排出する働きがあり、高血圧の原因となる塩分の摂りすぎを調整してくれます。

また塩分の摂りすぎによるむくみが気になるときにも、積極的にカリウムを取り入れることでむくみ解消に役立ちます。


鉄は鉄欠乏性貧血の予防に欠かせません。

ヘモグロビンの材料となり、全身に酸素を運ぶ役割をしています。

鉄が不足することでヘモグロビン濃度が低下し貧血の状態になると、動悸、息切れ、疲労感、頭痛といった症状があらわれることがあります。

とくに女性は月経により鉄が失われやすいため、意識して取り入れましょう。


他にも、葉酸やビタミンCなどの栄養素も豊富に含んでいます。

今月は12月22日の冬至について取り上げました。

冬至とは、北半球において日の出から日の入りまでの時間がもっとも短い(=夜が長い)日のことです。

冬至の食べ物といえばかぼちゃですよね。

かぼちゃは、体内でビタミンAに変わるカロテンや、ビタミンB1、B2、C、E、食物繊維をたっぷり含んだ緑黄色野菜です。

新鮮な野菜が少なくなる時期、これからの冬を乗り切るためにも、冬至という節目の日にかぼちゃを味わって栄養をつけよう...という先人の知恵からかぼちゃを食べるようになったとの説があります。

もう一つの冬至の風習が柚子湯(ゆずゆ)ですね。

この習慣は江戸時代からあったようです。

「冬至」を「湯治」にかけ、「柚子」を「融通が利く」(=体が丈夫)にかけているようです。

柚子の果皮には、風邪予防や保湿にいいとされるビタミンCや、血行改善を促すといわれるヘスペリジン(フラボノイド)などが豊富に含まれています。

寒さが厳しくなる前に、かぼちゃで栄養を取って、ゆず湯で体を温めて、体調を崩さないようにしたいですね!!

ではまた(@^^)/~~~

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