防災訓練を行いました。
2020年7月22日
by ツチノコ
故郷苑では毎月2回防災訓練を実施しています。
その7月2回目となる防災訓練を行いました。
前回の訓練では『火災』を想定とした訓練でしたが、今回は『地震』です。
ここ数か月の間で緊急地震速報を多く聞くようになったと感じます。
でも、中には「あれ?緊急地震速報の割にはそこまで揺れてないなぁ」なんて思う事もあります。
ほっと一息はつくものの、あの音は怖いですよね。でも決して「誤報」というわけではないのです。
そこで皆さん、緊急地震速報が発令される条件をご存知ですか?
これは「最大震度が5弱以上と予想される地震」の時に発令されます。
あくまで予想、ですので外れることもありますが、ですが備えは大事です。
近頃では『南海トラフ地震』も近い、なんて言われていますからしっかり備えをしましょう!
では実際に訓練の様子をお届けします。
《地震発生》
その場から動かず、職員は身の安全を確保して
避難経路の確保を行います。
↑避難口を開けている様子。
頭部の保護も忘れずに近くにある布団やタオルなどで保護しましょう
↑頭守ってね~!と指導しています。
《避難開始》
揺れが収まったところで避難を開始します。
各避難場所へ素早く避難をしていきます。
避難が完了したら
人数が揃っているかの確認をし、
見回りを行います。
人数を確認してる際、一人の職員がいない事が発覚、直ぐに探します。
いないなぁ...
発見しました!
106号室にて職員のoさんが倒れていました。
怪我の有無を聞いたところ左肩が痛いとのこと
直ぐに救助し手当てにあたります。
最後は職員の介助の元立てる事が出来ました。
最後に全員の無事を確認し、訓練は終了しました。
《訓練を振り返って》
今回も、リーダー以外の職員が訓練の指揮を執るという設定で実施しました。
<全体の評価>
・事故なく安全に訓練が実施できていました。
・指揮者の声量が小さく、誘導に回っている職員に指示が通っていなかったです。
指揮者自身が全体の把握が出来ていなかったです。
・訓練開始のアナウンスがなかったです。
・指揮者が初めての指揮係だったため、他の職員がカバーしていました。
<反省点>
・訓練開始のアナウンスがないまま、直接「地震が発生しました」とアナウンスがあったため、
「訓練?」「本当に地震?」と利用者様に聞かれることがありました。
訓練開始のアナウンスを忘れてしまったとのこと。パニックになる方はいなかったです。
・指揮者が初めての指揮係だったため、事前の打ち合わせで手順は把握させていたが、
利用者様への声掛けと職員への指示の際、声が小さくて避難に回っている職員に
的確な指示が通っていなかったです。
・指揮者自身が各居室に回り、避難誘導に加わることに専念してしまい、全体の把握が出来ていなかったです。
<今後の課題>
・リーダー以外の指揮者係の育成をするようにします。
・訓練開始のアナウンスを忘れないようにします。
次回の訓練も的確に行えるといいですね!